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SiMyuCard
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Ver1.2.0.2リリース 14/02/21
C++コンパイラをVisual Studio 2013に、Windows 8.1に対応。
今回のバージョンアップではなくて、前から、使えていたのですが あまり宣伝していなかったので、ここで紹介します。 Windows Vista以降のOSでは、新しい暗号APIとして CNG(Cryptography Next Generation)が利用できるようになっています。 このCNGを使ってICカードにアクセスすることが可能です。ただし 楕円暗号はサポートしていません。

SiMyuCardとは

SiMyuCardは仮想ICカードドライバです。カーネルモードを使ってソフトウェア だけでICカードのハードを実現しています。 MS-CAPI Microsoft Base Smart Card CSP(BaseCSP)を完全にシミュレーションします。 また楕円暗号はサポートしませんが、CNG(KSP)もシミュレーションできます。 ICカードアプリケーションの開発に役立ちます。ソフトウェアだけで 実装しているのでVirtual PCでの利用もOKです。またフリーウェアであるため 教育向けにも便利です。ただしセキュリティは低いので、セキュリティ目的での 利用には向いていませんが、用途によっては利用できる場合があります。例えば PCのセキュリティが確保されていて、ICカードに対応したファイル暗号化ソフト を利用する場合など。
myuTokenといっしょに利用することで、Base CSP(Microsoft Base Smart Card Crypto Provider)のICカード として利用できます。Base CSPに対応したアプリケーションの開発コスト低減に役立ちます。Base CSPに対応したアプリケーションは、弊社のmyuCardだけでなく他のメーカのICカードでも動作します。 Base CSPを使ったC++のサンプルは、ここ

海外向けの話

Base CSP対応のICカードアプリケーションを利用するにはmyuTokenも インストールする必要があります。 Base CSP(Microsoft Base Smart Card Crypto Provider)の仕様は、Microsoftから次のURLで公開されています。
Base CSP仕様
https://www.microsoft.com/whdc/device/input/smartcard/sc-minidriver.mspx
したがってBase CSP対応のアプリケーションを開発すれば、自国で開発されたBase CSPのICカードを 利用することもできます。SiMyuCardを使えば自国のICカードの開発完了を待たずに アプリケーションの開発ができます。 また弊社のICカードmyuCardを利用することも可能ではないでしょうか。